ストレス解放までの道のり

介護職員になったことで鬱から立ち直った持田克己が、人々を鬱とストレスから解き放つために、色々と考え事を書き連ねるブログです。

上司の着眼点、部下の立ち振舞

ストレスの元凶は、大半は人間関係と言われます。


上司が部下を見る時「何でこいつは言うことを聞いてくれないんだ」

部下が上司を見る時「何であいつは分かってくれないんだ」

そんな、心の叫びが時に職場で吐露されます。


ストレスフリーな上下関係のため、僕はこう考えることにしています。


上司の仕事の大半は部下をまとめたり

経験者として仕事を教えることだと思いますが

多くは、自分が上司や先輩にされてきたのと同じやり方で

部下や後輩に教育します。


部下には、大別して2タイプが有ります。

細かく指示をすると的確に働くタイプ

放っておいても(というか、放っておいたほうが)自分で考え働くタイプ


前者をタイプA、後者をタイプBとすると

タイプBの部下に、車の運転について

「交差点の10メートル手前でブレーキをかけ始め、左にウインカーを出し

 交差点に時速10キロで侵入しながら、ハンドルを左に1.8回転させ

 車が道に対して平行になったら、ハンドルを戻してアクセルを踏む」

なんて教え方をしたら、どうでしょう。


僕はタイプBの人間ですが

「そんくらいわがで考えさせれ、ひっちゃぐらしか!」

(日本語訳:「そのくらい自分で考えさせろ、面倒くさい」)

と、間違いなくブチ切れます。


また、こんな教え方をする上司は、「その方法」しか認めず、

つまり、ブレーキをかけ始めるのが9.99メートルでは駄目で、

進入速度が時速10.2キロでも駄目で

ハンドルの回転が1.7回転でも駄目です。

「交差点で左折する」という当初の目的を忘れています。


長くなりましたが、上司や先輩は、個々の部下の人間性を把握し始めることから

仕事を始めないといけません。


部下は部下で、気をつけておきたいことがあります。

上司に怒られるタイミング、それは

仕事に失敗した時、ではありません。


上司の言った通りにしなかった時

その組織、グループなどの取り決めから外れたことをした時


つまり、自分勝手なことをした時です。


まあ、確信犯的に事をしでかして上司に怒られると

「何で怒られんばいかんとぉ?」

と、イライラMaxになるかもしれません。


「君がした○○、君自身が判断したでしょう?」

もれなく、僕はフォローしてきました。


いくら、良かれと思うことも

上司の指示したこと、そのグループで取り決められたこと以外は

部下としては、黙ってしてはいけません。

「これはこうだと思うけど、こうしてもいいですか?」と

上司に提案し許しを請う必要があります。


上司は部下の人間性の把握に努めることで

部下は上司に許しを請うことで

円滑なコミュニケーションが成り立ち、ストレスフリーな職場環境が出来ます。