ストレス解放までの道のり

介護職員になったことで鬱から立ち直った持田克己が、人々を鬱とストレスから解き放つために、色々と考え事を書き連ねるブログです。

ストレスを「必要」と思い込むのはどだい無理

数日前、とあるテレビ番組で

「ストレスはあった方がいい」

と紹介されました。


水族館の、イワシの大群がいる水槽に

天敵のサメを入れると、イワシの寿命が伸びたと

いう検証結果を基にした、人間にもストレスは必要だという解釈です。


「現代人を鬱とストレスから開放する」

こんなスローガンを掲げる僕にしては

「喧嘩売ってんじゃねえぞコラァ!」

と、一見、声を荒らげたくなる特集でした。


しかし、前にこんなことを聞いたことがあります。


人間にかかるストレスには2種類あり、

かかると有利になる「ユーストレス」

そして、かかると不利になる「ディストレス」です。


ただ、悲しいかな

人間がストレスとして認識するのは「ディストレス」の方です。


つまり、今の僕のように

自分の好きなことをしたり、自分の夢を追いかけるために

頑張っている結果かかるストレス(ユーストレス)は

ストレスとも苦労とも認識しません。


「いつも笑顔で、楽しそう」

ある職員が、僕にそう言い、秘訣を教えてと言いました。


福祉の世界に、志あって入ってきた方々

そうではない方々。


「そうでない方々」は、さておき

志がある方・・・人助けをしたい、弱い人を守りたい、人の役に立ちたい

「ありがとう」と言われる存在でありたい・・・

という思いが、福祉の世界のドアをノックした時には有ったはずです。

現に、福祉の世界で働いているだけで、そのような存在です。


福祉の世界でストレスを抱えていらっしゃる方々

利用者やその家族、他の職員から嫌なことも言われるかもしれません。

しかし、そうでありながらも

人助けをしてます、人の役に立ってます、守ってます、感謝されています。


初志貫徹。福祉の世界のドアをノックした時の気持ち、絶対に忘れないで下さい。


そして、きっぱりと僕は言います。

その仕事をしていて、「ストレス」と感じるなら

その仕事は綺麗サッパリ辞めたほうが良いです。

マジで寿命縮みますし、幸せはやって来ません。


ただ、12年も居ながらうだつの上がらなかったプログラマーを

すっぱり辞めた僕が言うことです。

様々な出来事を「自分を成長させるもの」

「RPGで言うところの経験値みたいなもの」と、思い込むことも重要です。

一度入った業界には、少なくとも3年は居てください。

3年居れば見えてくるものもありますが、

それでも何も見えない場合は、さっぱり辞めましょう。


僕みたいに、12年間も人生を棒に振らないでください。